
【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡る対応が、日米関税交渉の議論の対象になるかどうかについて否定的な考えを示した。ホワイトハウスで記者団に問われ「別々のものとして考えることになる」と述べた。ただ、完全には可能性を排除しなかった。
トランプ氏はUSスチールを「外国が買収することは望んでいない。この国に残ってほしい」と従来の考えを繰り返し「日本(製鉄)がいなくても再び強くできる」と強調した。
「日鉄には大きな敬意を持っている」とも説明し、買収以外にも投資や協業といった方法でできることは多いとも述べた。
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